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最近観た映画


最近はあんまり何もしていないです。


キング・コーン
アメリカのドキュメンタリ映画。良く育つけど栄養の無いトウモロコシの食い過ぎで不健康なアメリカ人と不健康なアメリカ社会の話。港に並べられた自動車みたいに柵の中でぎゅうぎゅう詰めにされて、トウモロコシでブクブク太らされる牧場の牛はクジラよりよっぽど可哀想だった。しかし一方で、撮影者の兄ちゃん2人が夕飯に食べてた不健康なビーフハンバーガーは実にうまそうだった。うまいものを安く食べようという考えは罪深い。回転寿司にトロ握りが回る世の中は間違ってるよなやっぱり。


ブッシュ
この前のアメリカ大統領の話。最初から最後まで、選挙に勝ったという以外には結局何も成し遂げられず、親父からの尊敬も得られなかったWさん。無能さというよりも、一人前になれなかった男の虚しさとでもいうようなものが全編に漂っていて身につまされる。


グラン・トリノ
男の晩年かくあるべしという話。血筋ではなく、アメリカという精神がきちんと受け継がれれば、人種も民族も関係なくこれからもアメリカはアメリカであり続けるだろう、という社会的なメッセージでもあるみたい。観終わるとかっこいい車が欲しくなる。
クリント・イーストウッドの映画は最近ちょいちょい観ますがどれもはずれ無しで凄くおすすめです。


バンクジョブ
イギリス映画。ワル仲間の女の誘いに乗って銀行強盗をやったはいいが、そこにはイギリス政府や裏世界の大物が世間に漏れるとマズいものをいろいろ預けていたものだからさあ大変という話。話がスピーディかつ複雑で登場人物も多いので、集中していないとかなり混乱する。でも面白い。こういう、登場人物の役割がどんどん変わって先の展開が読めない話をやるのがイギリス映画は得意なのかな。前に観た『ホット・ファズ』というのも凄く面白くて、やっぱりイギリス映画で、こういう感じだった。


夜の大捜査線
この前テレビで観た。アメリカ南部の田舎町で起こった殺人事件をたまたま捜査するはめになった黒人刑事の話。67年の映画で、まだリアルで黒人差別が当たり前だった頃にこういう物を撮ったというのがすごい。黒人差別や“よそ者"意識を持ちながらもしぶしぶ捜査に協力する地元の警察署長と黒人刑事の緊張感ただよう関係にやたら現実感があって、こういうのは今の映画では見られないものだと思う。それっていい事だよね多分。


スカイ・クロラ
終わりない日常をどう生きるかという話。良かった。けどこのアニメはあくまでファンタジーなので、実際に自分の人生の参考にしようと思うと難しい。結局大事なのは生きるのに飽きないことだという事だろうか。イノセンスでも荒巻部長が似たようなこと言ってたよな確か。虚しさの中にも希望を感じさせるラストシーンがとても印象的。


潜水服は蝶の夢を見る
脳卒中で全身麻痺で左目しか動かせなくなってしまった男の話。実話。手も動かせなきゃ口も聞けず、あまりに惨めで死にたくなるが、過去の思い出と想像力、そして周りの人達の暖かい心が男の精神を救い、そのいきさつは左目の瞬きだけの会話によって同名の本として著される。お父さんが不憫でならない。モノローグがとても詩的で美しい。そしてこの映画もまた人生の過ごし方というものについて省みさせられる。いつ全身不随になってもいいようにいろんなものを感じて生きよう。本も読もう。


スター・ウォーズ クローンウォーズ
これはまあいいや。全編迫力があって面白かった。EP2と3の間の話で、アニメのクローン大戦より後。やっぱりヒーローがひとりで活躍するのよりもこういう軍隊的なかっこよさの方が私は好きです。



暗い映画ばっかり観てるなと自分でも思うけど、どれもすごく面白かったです。他にも何か観たと思ったんだけど思い出せない。今度から映画観るたびにここに書いておこう。